ダンスボーカルグループ「TRF」のDJ KOO(59)、元アイドルグループ「アイドリング!!!」の橘ゆりか(27)が28日、モーニングコールセンター新サービス「有名人ボイス」のオンライン発表会に出席した。

 発表会では、1回50円からの料金で朝電話をかけて起こすモーニングコールサービスを紹介。有名人が本人の声で、名前を呼んでモーニングコールをかけてくれる。

 2人の声はモーニングコールに起用。科学的に分析すると、KOOの声は人の耳に聞こえやすい周波数の3000ヘルツで、声のテンポはリズミカルで明るく耳に届き、橘の声は、朝にぴったりな透き通った声だという。

 KOOは「DJとして声を使う仕事なので、それを使ってもらえて光栄」「憂鬱なことが多い時期、元気に過ごすのが大変だけど、朝から気持ちを上げて過ごせたら」とサービスをアピール。

 橘は、アイドル時代を振り返り「自分の声を目覚まし時計に吹き込んで、お届けしたことはある。こうしたサービスで、企業などいろんな人に利用してもらえることはいい」と語った。

 朝にちなんで、寝坊したエピソードについての質問も飛んだ。

 KOOは「90年代にTRFでツアーをしている時、夜はクラブで小室さんとオーディションをしていた。それで朝起きられなくて、ホテルの人がドアのチェーンを切って、連れ出されて。ホテルの寝間着のまま空港に行ったことがある」と回顧。「でも、そのクラブのイベントで出てきたのが、globeのKEIKOだったりした」としみじみ語った。