女優の大竹しのぶ(63)が28日、インスタグラムで共演経験のある竹内結子さん(享年40)の早すぎる死を悼んだ。

 15年に公開された映画「インサイドヘッド」の日本語吹き替え版で、主人公の感情を表す「ヨロコビ」の声を竹内さん、「カナシミ」の声を大竹が担当した。

「この世界から、ヨロコビがいなくなったら困るんだよ」と書き出した大竹は「弾ける様な結子ちゃんのヨロコビの声、忘れられません。生まれた瞬間、初めて人間に生まれる感情、それが喜びでした。その感情が主役の物語でした。そうか、人間はみんな喜びを抱いてこの世界に生まれてくるんだ!そんな事を思いました」と当時を振り返った。

 続けて「私はヨロコビ! そう言ってたよ、結子ちゃん。ヨロコビがいなかったら世界はなくなってしまうよ。悲しみや怒りだけでは、困るんです。キャンペーンの時二人でいつもケラケラ笑ってたね。私が美味しい!と言ったお菓子をわざわざ実家から送ってきてくれたね。春馬くんとの芝居も約束通り観に来てくれたね」と7月に亡くなった三浦春馬さん(享年30)との思い出も明かした。

 大竹は最後に「私はヨロコビ!この声、絶対忘れないよ」と呼びかけ、竹内さんを失った悲しみをつづっている。