俳優の堺雅人(46)が主演を務めるドラマ「半沢直樹」(TBS系)の最終話が27日に放送された。

 同ドラマは池井戸潤氏の小説が原作。最終話では、箕部幹事長(柄本明)、大和田取締役(香川照之)、中野渡頭取(北大路欣也)の3人によって半沢が得た箕部幹事長の20億円不正融資の証拠を奪い取られてしまう。

 裏切ったと思われていた中野渡頭取と大和田取締役が、実は箕部幹事長の隠し口座を探すために近づいたことが判明。さらに半沢は渡真利(及川光博)や白井国土大臣(江口のりこ)、笠松(児嶋一哉)らの協力のもと、箕部の不正を暴く新たな決定的証拠を見つけ出すことに成功する。そして中野渡頭取の債権放棄を容認する会見の場で、半沢はバンカー生命を懸けた渾身の1000倍返しを箕部幹事長に叩きつけたのだった。

 放送終了後、銀行の未来だけでなく日本を案じ、国民の思いを叫んだ半沢に対し「半沢、頼むから首相になってくれ」「銀行だけでなく日本の未来も救ってくれ」などと〝半沢首相〟誕生を切望する声が多く寄せられた。