三原じゅん子氏「恥を知れ」発言に“反撃”したくてもできない野党の内情

2020年09月24日 11時30分

三原じゅん子氏

 三原じゅん子厚生労働副大臣(56)に対し、野党側が不穏な動きを見せている。菅内閣人事で話題となった三原氏だが、野党サイドの恨みは相当根強い。その原因は…。

 昨年6月の参院本会議で、野党が安倍晋三前首相の問責決議案を提出した際、三原氏に「愚か者の所業、恥を知りなさい!」と名ゼリフを吐かれたことだ。

「三原氏のあの演説は、完全にキレた状態で我々にケンカを売った格好です。感情的で、政治家としての資質を疑うことにもつながりました」(野党関係者)

 この時の意趣返しをなんとしても成就させたい野党側は、過去に三原氏がネット上で炎上した問題などを精査しているという。

 また、国会がスタートすれば、厚労副大臣として答弁する機会があるであろう三原氏に、ある立憲民主党議員は「(三原氏は)粛々と仕事して結果を出すタイプの政治家ではないでしょう。国会で答弁の読み間違えなどが予想されることからも十分に突っ込める余地があります」と話す。

 だが、立民側には、三原氏を攻めづらい事情がある。

 23日に厚労省に初登庁した三原氏は会見で、菅義偉首相が実現に強い意欲を示す不妊治療への保険適用についてこう意欲を語った。
「不妊治療ということに関しましては、私自身も実際、経験者でもありますし、この政策は決して点ではなく、しっかりと線とか面という形につなげていくことが大切だと思っております」

 実は、不妊治療に関する政策は立民も提言していたのだ。同じ政策を実行しようとする三原氏の国会答弁での“言葉尻”の揚げ足取りだけでは、あの「恥を知れ!」の反撃になるのかどうか? 野党側は「半沢直樹」ばりの“倍返し”を狙っているが、思惑通りにいくかどうか注目だ。