バブリー系エンタメバンド「エナツの祟り」の新曲「無敵シュプレヒコール~このSを、聴け!~」(11月11日=デジタルリリース)がTOKYO MXの新番組「さらば青春の光のモルック勝ったら10万円!」(10月6日から)のオープニングテーマ曲に採用されたことが24日、発表された。

 フィンランド発祥のスポーツ「モルック」は、数メートル先のピンに向かって木の棒を投げるという手軽でシンプルなルールで、老若男女問わず楽しめることから芸能界でもひそかなブームになっている。その流れを受けた新番組はモルック専門のテレビ番組としては世界初となる。

 お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢率いるモルック日本代表チーム〝キングオブモルック〟(2019年世界大会出場)と挑戦者が賞金10万円を目指して〝激闘〟を繰り広げるというもの。「エナツの祟り」メンバーは同番組で、挑戦者の応援団としてレギュラー出演する。初回は「サンドウィッチマン」の富澤たけし、伊達みきお&トミドコロのチームが登場する。人気芸人の勝負の行方に注目が集まる。

 番組のオープニングテーマ曲「無敵シュプレヒコール~このSを、聴け!~」のジャケットとMVは「クピドの悪戯シリーズ」を展開し、現在「月に溺れるかぐや姫~あなたのもとへ還る前に~」を連載する漫画家・北崎拓氏とのコラボが決定。リーダー・江夏亜祐が敬愛する北崎氏との合体はエンタメ界にどんな反応を引き起こすのか。

 北崎氏は「強がってみせても恋に落ちた男ってカッコ悪い。それでも『バブリー!』って元気よくはしゃいでみせながら、その愛を渇望するの。そんな一途さがエナツの祟りさんの曲の魅力だと思うなあ」とコメント。

 江夏は「一番好きな北崎拓先生の作品は全巻揃えていて、アニメやドラマ化される際には、ぜひテーマソングを担当したい!と10年前ぐらいから、あちこちで言ってました。僕の書く詩や曲は北崎先生の世界観と近いのではと、ずっと勝手に思っているので、ジャケットとMVで北崎先生の素晴らしいイラストを使用させていただけるという念願がかない、本当にうれしいです」と喜びを爆発させた。

 同バンドは今年5月に発表した新型コロナウイルス感染防止対策の「ライブ用飛沫防止パネル」、星野源との〝豆腐コラボ動画〟で注目を浴びた。