読売テレビ 「ミヤネ屋」吉村府知事発のうがい薬騒動を謝罪 〝インサイダー〟の釈明は拒否

2020年09月17日 17時54分

編成会見に出席した読売テレビ・堀口編成部長

 読売テレビは17日、大阪市の同局で秋の番組改編説明会を開催した。

 大阪府の吉村洋文知事(45)が先月4日の会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、ポビドンヨードを含むうがい薬の使用を呼び掛けた際、同局制作の日本テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」が会見の模様を生中継した。

 番組では「コロナ治療効果が期待できる薬発表へ」とテロップが打たれ、事前に情報をキャッチし、準備していたことをうかがわせた。同番組に出演していたタレントのテリー伊藤も後日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演した際、「この話を1時間半くらい前に知った」と暴露。他局の電話取材に対し「勘違いだった」と訂正したが〝インサイダー騒動〟にまで発展した。

 吉村氏は「製薬会社4社と国、研究している病院機構と大阪府の一部職員しか知らない話」と話しているが、ミヤネ屋はなぜ事前準備できたのか。

 同局の堀口良則編成部長は「編成会見の番組用の準備をしており、個別の番組について今、知識がない。間違った答えをしてはいけないので、後ほど正式にお答えさせていただきます」と回答を保留。同局は「申し訳ございません。番組制作過程についてはお答えいたしておりません」との公式コメントを発表した。

 吉村氏の発表でうがい薬が不足し、医療現場からもクレームが出る事態にもなったが「テロップであおるような結果になったのでは?」との指摘には「同趣旨のご意見を視聴者からも頂戴しております。真摯に受け止め今後の番組制作に生かしてまいりたいと思っております」と謝罪した。