デーブ・スペクター氏 故岸部四郎さんと同マンション・同フロアの〝ご近所さん〟だった!

2020年09月16日 10時09分

在りし日の岸部さん(左)と思い出を語ったデーブ氏

 テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏が16日、朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)に出演。先月28日に急性心不全で亡くなったタレント・岸部四郎さん(享年71)の素顔を明かした。

 岸部さんは兄の一徳(73)とともに、伝説のグループ・サウンズ「ザ・タイガース」に在籍。解散後はドラマ「西遊記」(1978年、日本テレビ系)で沙悟浄役を演じ、84年から朝の情報番組「ルックルックこんにちは」(日本テレビ系)で13年半も司会を務めた。降板は巨額の借金がきっかけで、自己破産後は〝極貧タレント〟として細々と活動していた。

 生前、岸部さんと交流があったデーブ氏は「以前、同じマンションの同じフロアに住んでいた。その縁で時々、番組に出してもらった。体は大きいが、穏やかで気前が良い人。部屋の中が博物館みたいだった。値段は高くないけど、文鎮みたいなおもちゃをくれて、とても楽しい人だった。晩年は闘病生活が長かったが、本当にいい人だった」と懐かしんだ。

 当時、デーブ氏は今ほど有名ではなく、岸部さんは知らぬ者がいないほどの有名司会者。日本の芸能界に憧れて来日したデーブ氏には、岸部さんがいっそう輝いて見えたのかもしれない。

 司会者時代、岸部さんはいつもギリギリの時間にテレビ局入りしていたという。デーブ氏は「『何も知らない方が素朴なことが言えるから』という理由だった」と明かした。

 ルックルックは、岸部さんのひょうひょうとした進行ぶりがウケて長寿番組となった。デーブ氏の言葉から、岸部さんは自らの持ち味をよく分かったうえで、プロとして仕事に取り組んでいたことがうかがえる。