「半沢直樹」のおかげ!? 歌舞伎特別公演が活況 愛之助出演回は〝即完〟

2020年09月12日 06時15分

左から中村鴈治郎と中村壱太郎。顔写真は愛之助

 こんなところにも〝半沢直樹〟効果!?

 上方伝統芸能や音楽、アートなどを発信する「大阪文化芸術フェス2020」の幕開けとなる「歌舞伎特別公演」(13日まで)が、11日に大阪市のクールジャパンパーク大阪TTホールで開幕した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまな文化芸術イベントが中止となる中、感染防止対策を講じて行われた同公演。歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)が「大阪での本格的な歌舞伎は1月以来。ご観劇のみなさまが『おもろかった。また歌舞伎見ような~』と思っていただけるよう、全身全霊を込めて舞台を務めさせていただきます」とあいさつしたあと、市川右團次、尾上右近らによる「茶壷」、鴈治郎・壱太郎親子による「京人形」が上演された。

 公演は3部制で行われ、鴈治郎、右團次が出演するのがAプログラム。この日、午後の部となったBプログラム、Cプログラムには片岡愛之助が出演した。イベント関係者によると「チケットは好調な売れ行きでしたが、真っ先に売り切れたのは愛之助さんが出演するBプログラム、Cプログラムでした」という。

 愛之助といえば、高視聴率を連発しているTBS系ドラマ「半沢直樹」で、堺雅人演じる半沢を追い詰める金融庁の黒崎統括検査官を演じている。前作同様、オネエ言葉を駆使しながら、股間をわしづかみにする〝怪演〟が話題だ。

 芸能関係者は「会場には目の肥えた歌舞伎愛好家はもちろん、歌舞伎は初めてというような若いお客さんもたくさんいらっしゃった。『半沢』には愛之助さんのほかにも、香川照之さんや市川猿之助さんら歌舞伎役者が出演していますが、愛之助さんの歌舞伎に興味を持って来場された人も多いのでは」と話した。

「半沢」のヒットが歌舞伎にも好影響を与えているようだ。