タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクター(年齢非公表)が10日、自身のツイッターを更新。この日、NHKが「大みそかの紅白歌合戦を無観客で開催する」と発表したことに首をかしげた。

「無観客開催」は1951年に始まった紅白では史上初。新型コロナウイルス感染拡大の防止を最優先にした判断だ。

 東京都の小池百合子知事はこの日、感染者数が減少傾向にあることから。23区内の飲食店に求めていた営業時間短縮要請を15日で終了することを決めた。

 デーブは3か月前での「無観客開催」発表について「みんな正常な生活に戻れるように頑張っているのに今発表する必要がある?」とツイート。ネットではNHKの〝早すぎる決断〟が「日本レコード大賞」「ゆく年くる年」「初詣」など、年末年始のイベントに影響するのではないかと危惧する声が出ている。

 ちなみに紅白の観覧応募受け付けは例年10月から始まっており、観覧希望者からの問い合わせが殺到する前にNHKが手を打ったのではないかとの指摘もある。

 いずれにしても「無観客紅白」によってコロナを引きずったままの年越しになるのは間違いない。