Netflix「ザ・クラウン」故ダイアナ妃役の新人女優 現場で起きた〝奇跡の瞬間〟語る

2020年09月08日 16時16分

 エリザベス英女王の治世をリアルに描くNetflixの人気ドラマ「ザ・クラウン」。11月に始まるシーズン4から登場する故ダイアナ妃を演じる英女優エマ・コリン(24)が、チャールズ皇太子との〝世紀の結婚式〟を再現した撮影現場で起きた〝奇跡の瞬間〟についてファッション誌「ヴォーグ」英国版10月号で語った。

 同妃役に大抜擢されたエマは英名門ケンブリッジ大卒の才女。出演経験はテレビドラマの端役わずか数本だが、内から醸し出す気品や知性で見事ダイアナ妃役を射止めた。
 11月15日から始まるシーズン4ではダイアナ妃がストーリーの中心になるが、衝撃なのは、1981年7月29日、セント・ポール寺院から世界にテレビ中継された英皇太子と20歳になったばかりの若きプリンセスの華やかな挙式の再現シーンだ。

 同誌によると、「ザ・クラウン」の制作陣は忠実に再現するため、同妃が着たウエディングドレスのデザイナーからオリジナルの型紙を借り、完全なレプリカを縫い上げた。

 エマは同誌に「ちょうどダイアナ妃がウエディングドレスで現れるシーンを撮影していた――ロンドンのランカスター・ハウス(19世紀に建造された公爵家の邸宅)だったかしら。ドレスがすごくて、スタッフ10人がかりで着付けてもらった」という。

 そのウエディングドレス姿で撮影現場に入ると、「その場が突然、完全な静寂に包まれた」とエマはその瞬間を振り返った。まるで同妃の生き写しのようなエマに、現場の全ての人たちが言葉を失ったという。「私がシリーズで着たどの衣装より、ずっと、ずっとダイアナ妃でした」と感慨深げ。

 先月公開されたシーズン4の予告編には、裾が大きく広がったシルクのウエディングドレスに身をまとったダイアナ妃が扉に向かって歩く、まさにそのシーンが含まれている。

 同ドラマでは映画「女王陛下のお気に入り」(2018年)で19世紀のアン英女王を演じて米アカデミー賞主演女優賞を受賞したオリヴィア・コールマンがエリザベス女王役を熱演。チャールズ皇太子やカミラ夫人ら、英王族そっくりにメークした俳優らの存在も見逃せない。他にもチャーチル英首相やケネディ米大統領など歴史上の人物も登場する。