橋下徹、三原じゅん子、小泉進次郎…「菅政権」でサプライズ登用されそうな3人の最新オッズ

2020年09月08日 11時30分

左から橋下氏、三原氏、小泉氏

 自民党総裁選(8日告示、14日投開票)は菅義偉官房長官(71)の圧勝ムードだ。永田町の次なる関心は、新内閣の顔ぶれと解散総選挙の時期。本紙が着目したのは橋下徹元大阪市長(51)、小泉進次郎環境相(39)、三原じゅん子党女性局長(55)。人気を左右する“ジョーカー”ともいえるカードの切り方はどうなるか。

 石破茂元幹事長(63)、岸田文雄政調会長(63)と争う総裁選で、菅氏には党内の5派閥が支援を表明。既に勝負は決したともいわれる。焦点は各派閥が〝菅政権〟でいかに閣僚を送り込んで、主導権を握れるかに移っている。

 永田町やメディアでは新官房長官やサプライズ人事を巡って、さまざまな名前が取りざたされているが、中でも注目の話題となっているのは、橋下氏を総務相や地方行政改革の特命相とする民間人起用だ。

 菅氏は橋下氏が大阪府知事時代からの蜜月関係で、安倍晋三首相(65)、松井一郎大阪市長(56)を交えての年末の会食は恒例となっている。

 さる1日に「グッディ!」(フジテレビ系)に出演した橋下氏は「菅さんと仕事をやったので、ひいき目になるかもしれないが、(菅氏が)総務大臣の時にふるさと納税(の制度づくり)をやったり、官房長官になったらビザ要件緩和で外国人を呼び込んだり、ダムの事前放流も(利水用なども含めて)一括にまとめた」と菅氏の功績を列挙。

 さらに「単なる乗っかり型の組織のトップではなく、官僚の嫌がること、思いもつかないことをガンガン進めてきた」と手放しで称賛していた。

 2015年に政界引退を表明した橋下氏は、現在は民間人。府知事、市長時代から閣僚入りがウワサされてきただけに入閣を期待する向きもあるが、菅氏を知る永田町関係者は「橋下氏を起用すれば支持率は上がる一方、あの性格ですから、コントロールが利かなくなって、閣内不一致なんてリスクもある。まずは安全運転に徹するのではないか」と否定的な見方だ。

 次に、昇格か降格かで処遇が注目されるのは進次郎氏だ。

 菅氏と同じく神奈川県選出。進次郎氏は昨年、滝川クリステル(42)と入籍する際、真っ先に官邸の菅氏のもとを訪れ、その後にご祝儀とばかりに、環境相として初入閣を果たし“師弟関係”とされていた。

 ところが、今回の総裁選を前に、進次郎氏は同じく神奈川県選出の河野太郎防衛相(57)推しを明言。河野氏の不出馬が決まるや「河野さんが出なかったから、この方ですというのは、はばかられる」と、いったんは“貝になる”としたが、発言から2日後に、地元の会合で菅氏支持を表明し、迷走ぶりを露呈した。

「進次郎氏を官房副長官でそばに置くとの見方がある一方、失望したとの話もあって、閣外になって、党の役員に戻される見方が出ています。菅氏はとにかく実務型。まだパフォーマンスが目立つ進次郎氏には、党務でもう一度汗をかけということになるかもしれませんね」(党関係者)

 3人目は「ついに初入閣か」と周囲がざわつき始めた三原氏だ。10年の参院選で当選後、石破氏の勉強会に所属していたが、2年前の総裁選では安倍首相支持に転向し、驚かせた。

「16年の参院選で三原氏は全国比例から神奈川選挙区に“鞍替え”当選しましたが、菅氏の尽力があってこそ。今回の総裁選でも真っ先に菅氏支持を表明し、参院の無派閥有志で出馬要請もしている。菅氏と三原氏の良好な関係や、女性の人材が枯渇している中、入閣する確率はかなり高い」(前出の関係者)

 ジョーカーは切り札になる一方、使い方を誤れば、命取りとなりかねない。最初に使うのは三原氏一枚ということになるのか。

「各世論調査で、安倍政権の支持率が末期にもかかわらず60%を超えた。菅政権が誕生すれば、ご祝儀でプラス5~10ポイントが見込め、選挙で負けるハズがない。新政権発足後、最速で所信表明なしで、10月11日投開票があるかもしれない」(自民党の衆院議員)

〝菅バブル〟を見込んだ永田町は戦闘モードに突入している。