大阪府の吉村洋文知事(45)が7日、大阪府庁で行われた「大阪都構想」に関する意見交換会終了後、記者団の取材に応じた。

 先週末に行われた大阪市内の有権者を対象にした世論調査で、吉村氏の新型コロナウイルス対策を「評価する」「ある程度評価する」との回答が89%に上ったと報じられた。また、吉村氏を支持するとの回答も75%に上った。

 吉村氏は「政治家はいい時も悪い時もあるので一喜一憂はしていないが、僕も生身の人間なので、応援していただける方がいるのは励みになるし、これからも頑張ろうという気になる」と素直に喜んだ。

 一方で、高い支持率が都構想の成立につながるかについては「あまり関係ないだろう。大阪の未来がどっちがいいのか。僕は第一歩を踏み出すべきだと思うが、市民の方は冷静だと思うので、切り離して判断されると思う」と語った。