丸山穂高衆議院議員(36)が6日、ツイッターで石破茂氏の人気家庭用ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)の選挙利用が規約違反になる可能性が出てきた点に言及した。

 自民党総裁選に出馬する石破茂陣営が人気ゲーム「あつ森」を選挙運動に活用することが話題になっているが、これが任天堂の利用規約違反の恐れがあることが6日、分かった。石破氏陣営は確認のためこの計画をいったん停止するという。

 丸山議員はこのネット記事をリツイートし「これは流石に草。石破氏本人が直接やってる訳ではないだろうが、バックの担当チームは何やってるんだろ」と指摘。

 その上で「こうした公の案件で規約すら確認無しなトコが、かれこれ何十年もずっとIT推進ガー、デジタルガーとか言うてほぼ変わらぬ政治を象徴してるなぁ~。戦況苦しい中で敢えての炎上狙いと考えても苦笑」と皮肉った。

 あつ森は他のプレーヤーと交流しながら無人島を開拓していくゲームでコロナ禍で絶大な人気を得た。石破陣営は8日の総裁選告示に合わせ「いしばちゃん」という名のアバターをゲームに登場させる計画だった。しかし、ニンテンドーネットワーク利用規約で「政治的な主張を含むもの」の利用を禁止しているため、選挙には使えない可能性も出てきた。