アルピニストの野口健氏(47)が4日、ツイッターを更新。過去最強クラスの勢力を誇る台風10号が日本に接近していることに対し、自身が考える対策案を提唱した。

 台風10号は一時、最大瞬間風速80m/Sを記録。この値は日本で観測史上3回しか計測されておらず、猛烈な風を伴った最大クラスの台風となっている。現在、台風10号は日本の南の海上で発達を繰り返しながら北寄りに進んでおり、6~7日にかけて沖縄や九州に接近、上陸するおそれがある。

 野口氏は「最大瞬間風速が… 85m。気候変動の影響だとするのならば、年々脅威が増すはず」と指摘。

 野口氏は対応策として「住宅地の中においても突風対策にシェルターの設置を真剣に考えた方がいい」とし「バングラデシュはサイクロン対策としてJICAと協力しシェルターをたくさん設置し被害者数をかなり減らしたようです」とアジア諸国の例を引き合いに出し、シェルターの重要性を訴えた。