misono 実業家転身を表明 芸能活動と並行し事務所&農園経営「紳助さんの恩に報いたい」

2020年09月02日 11時18分

熱っぽく転身プランを語るmisono

 元祖〝炎上クイーン〟として知られる歌手のmisono(35)が、1日の「防災の日」に合わせて本紙の独占インタビューに応じ、今後は経営者、プロデューサーとして後進の育成に乗り出す方針を明かした。

 17歳でバンド「day after tomorrow」のボーカルとしてデビュー以来、長年所属したエイベックスを、2018年10月末で退社。それと前後してドラマー・Nosuke(31)と入籍したが、夫が精巣がんによる胚細胞腫瘍であると分かり、左睾丸摘出手術を受けた。

 高級マンションに住み、洋服は1回着たら海外の子供たちや周りの人にあげるハデな生活ぶり。会費やご祝儀を受け取らずに結婚式を8回挙げる一方、保険には未加入で、貯金もなかったという。夫の病気をきっかけに現実と向き合い、治療費を稼ぐため寝る暇も惜しみ働いた。その結果、メニエル病と逆流性食道炎に悩まされるハメになった。

 そんなmisonoが今年初め、「クイズ!ヘキサゴンⅡ」(フジテレビ系)の仲間だった山田親太朗(34)に連絡を取った際、偶然、山田と飲んでいた島田紳助さん(64)と再会。それをきっかけに島田さんがmisonoのユーチューブチャンネルに出演してくれることになった。何度も「出ない方がいいのでは」と意見したが、紳助さんは聞き入れず、編集なしで流せと指示した。

 引退から9年間、すべてのオファーを断り続けた島田さんの出演は話題を呼び、チャンネル登録者数は激増。misonoは一躍、ユーチューブ界でも注目される存在になった。島田さん出演動画は再生回数なんと600万回超。いまだ影響力を保つ師の偉大さを目の当たりにしつつ、受けた恩をどう返すか悩んだ。

「ヘキサゴンでかわいがってもらい、いつか恩返しをと思っていたところに、また恩を受けた。紳助さんみたいな雲の上の方から見れば、私の世話をしてもプラスはない。それなのに『ダンナもmisonoも大変だろう』と、出演して助けてくださった。親心、無償の愛を感じる。感謝しかない。これまで(田村)淳さん、たむけんさんにも温かくしてもらった。共通して言われたのは『恩返しなんて別にいい。それはいつか後輩にしてあげて』という言葉だった。30歳ごろから感じていたが『今度は自分がやる番だ』との思いを強くした」

 ユーチューブに参入して1年。島田さんの件もあり、次第にユーチューバーたちが集まってきた。「2年前、エイベックスを辞めた際に作った個人事務所に、将来ある若者を預かることにした。今はタレントが2人在籍中。スカウト活動を開始して、プロダクション業務とキャスティング業務の両輪で運営している。売れずに伸び悩んでいる人材を、自分の経験と人脈を生かして世に送り出したい。紳助さんたちから受け継いだ温かい思いやりの心を、次代に継承するのが使命」という。当面は自身の芸能活動と並行して業務を行う。

「歌、バラエティー、芝居、ものまね、コスプレ、声優と全ジャンルをやってきたし、売れた時と落ちた時も経験しているのが私の強み。それと最近、ネットでの誹謗中傷に苦慮する芸能人が目立つようになってきた。これに関しても自分の経験が生かせるかも。ぜひ、世の中のお役に立ちたい」。さらに首都圏に農園を持つ予定で「野菜を収穫し健康食品を手掛けたい。自分自身が自然に触れて健康を取り戻し、皆さんも健康にできたらうれしい」と意気込んだ。

 これまで〝引退するする詐欺〟など、misonoには進行中の計画を不完全なまま途中で口にしてしまい、結果として批判を受ける傾向がある。だが、裏を返せば自分を偽れない、素直すぎる性格ということだ。

 最近はTOKIOの長瀬智也(41)が来春にジャニーズ事務所を退所し、裏方に回ると明らかになったばかり。misonoの第二の芸能人生も、うまくいくことを願いたい。なお、7日まで原宿駅前の街頭ビジョンで「misono ch」が放映される。