〝最後の聖戦〟に臨む高須院長 愛知県庁前でマイクを握り大村県知事リコール訴える

2020年08月25日 14時50分

高須院長(左)と河村市長

〝最後の聖戦〟がついに火ぶたを切った! 篤志家で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(75)が25日、河村たかし名古屋市長(71)とともに、愛知県庁前で第一声を上げた。

 コロナ禍で延期されていたものの、この日から大村秀章愛知県知事(60)に対するリコール運動の街頭署名が開始された。高須氏は全身がんで闘病中の身をおして、炎天下の中、マイクを握った。私財を投じ、全精力を振り絞って街頭に立つのは、ただ一心。「税金を投じての反日プロパガンダ」が許せないからだ。

 発端となったのは、昨年開催された国内最大規模の現代芸術の祭典「あいちトリエンナーレ」(3年に1回開催)で行われた企画「表現の不自由展・その後」(津田大介芸術監督)。

 企画では慰安婦像の設置、昭和天皇の写真をバーナーで燃やして足で踏みつける映像の放映、尊い命を散らした特攻隊員らを「まぬけな日本人」と称する展示などが行われ、抗議が殺到。脅迫状も届き、一時的に中止に追い込まれた。

 実行委員会の会長代行を務めた河村市長(71)は「当初は違うものが申請書に出ていた。だから隠していたということ。公共事業で税金、補助金が使われている。こんなに政治的に偏ったものにお金を払えない。反日テロのようなものと皆さん言われる」と訴え、会長の大村県知事と真っ向から対立。負担金の未払い分3300万円を「断固として払わない」と突っぱねて、県と市の争いの舞台は法廷へと移った。

 高須院長は考えを共にする河村市長と歩調を合わせ、作家の百田尚樹氏、政治評論家の竹田恒泰氏、ジャーナリストの有本香氏、武田邦彦中部大特任教授らと〝大村包囲網〟を敷いており、「一瞬でリコールを成立させ、勝負をつけるつもり」と鼻息も荒い。