〝新しい制作様式〟の24時間TV 平均視聴率15・5%で歴代19位も募金額は歴代2位ペース

2020年08月24日 11時11分

日本テレビ

 22~23日に放送された日本テレビ系「24時間テレビ43」の世帯平均視聴率(関東地区)が15・5%だったことが、ビデオリサーチなどの調べで分かった。関西地区は13・9%。

 昨年の世帯平均視聴率16・5%から1%減り、歴代では19位。瞬間最高視聴率は番組終了直前の午後8時51分で27・6%だった。

 今年のテーマは「動く」。コロナ禍を意識し〝新しい日常の1回目〟というコンセプトで、さまざまな新しい対応がとられた。会場の東京・両国国技館は無観客。恒例のチャリティーマラソンは行わず、代わりにシドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さんが発起人の「募金ラン」が行われた。

 視聴率は歴代19位でも募金額は健闘した。対面での募金をやめ、キャッシュレス募金を強化。結果、番組終了時点で、歴代2番目に多い5億5200万5762円が集まった。昨年の同時点は過去最高の6億8421万2104円、最終的な募金総額は東日本大震災が起きた2011年に次ぐ15億5015万8595円だった。

 コロナの感染状況により、来年以降、通常開催できるかは不透明。テレビ関係者は「マラソン企画ひとつを取っても、今回は街中を走るより人件費は抑えられたはず。それでいて視聴率も募金額も横ばいなら、来年以降の制作手法にも影響を及ぼすだろう」と指摘する。

 単なる〝集金番組〟にならなければいいが…。