放送作家でコラムニストの山田美保子氏(63)が20日、ラジオ番組「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」(文化放送)に出演。〝山P〟こと山下智久(35)とKAT-TUN・亀梨和也(34)の〝未成年飲酒問題〟について言及した。

 この問題は「週刊文春」が伝えたもので、7月末に2人が意図せず未成年と朝方まで飲食をともにし、山下はそのうち1人と同じホテルに宿泊したという。ジャニーズ事務所は亀梨に厳重注意、山下に活動自粛の処分を下している。

 山田氏は「飲食店や不動産会社から芸能人の情報が漏れることはあるが、なぜここまで詳細にもれすぎるのかという疑問はある」と指摘。さらに、処分が遅くなった理由について「事情聴取というか、2人から詳細に話を聞く必要があり、お盆休みだったこともある」と語った。

 さらに「ジャニーズ事務所がコロナのことで『Smile Up! Project』の曲をリリースするタイミングだった(Twenty☆Twentyの『smile』=12日発売)。それで遅れたのかも。甘くはない処分だったと思う。ファンを悲しませたことを反省してほしい」と呼び掛けた。

 ここ何年かジャニーズ事務所では、未成年絡みの不祥事で処分が続いている。山田氏は「滝沢副社長の存在ばかりが表に出てきているけど、別にそういうわけでもない。2人は年も近く本来、タッキーを支えなければならない」と、本来、ジャニーズを引っ張るべきエース2人に自覚を促した。

 山田氏は「踊る!さんま御殿!!」「恋のから騒ぎ」「オネエ★MANS」「ズームイン!!サタデー」「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)などを手掛けた敏腕で、ジャニーズ事務所とも親しい。