【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】おぎやはぎの小木博明(49)が、ステージ1の初期の腎細胞がんであることが分かった。手術は済み、9月上旬に復帰する予定。そもそも片頭痛の入院中にすることがなく、時間を持て余し、別の検査を受けてみたことから発覚した。

「『腎細胞がんです』って言われちゃった。びっくりしたよ。がんが5センチ以上あるから」と語り「今年は人間ドックをやるつもりがなかったし、昨年も行っていなかった。『今年受けてなかったら死んでいたかもね』と言われた。超ラッキー」と慌てふためく。

 ところで、現在49歳の小木には、「まだ若いのに…がんって」という声もあるが、芸人界では珍しい話ではない。ペナルティのワッキー(48)は、4月にステージ1の中咽頭がんと診断された。8月末まで休養の予定。

 振り返れば、2017年には、当時36歳の藤崎マーケット・田崎佑一が、腎臓がんを早期発見し、摘出している。また14年には、はんにゃ・川島章良も、32歳の若さで早期の腎臓がんになっている。12年に42歳だった雨上がり決死隊の宮迫博之は、スキルス胃がんに。胃の3分の2を摘出した。

 明石家さんまは「小木がステージ1のがんが見つかったっていう。ワッキーが退院したばっかりで。俺らの仲間がね『ワッキーが退院した、よかった。えっ?小木が?』って感じなんですよ」とコメントしている。

 爆笑問題の太田光は、「ステージ1で、本当初期だっていうからよかったよね。むしろ、その片頭痛がなければ検査してないんでしょ。本当、そういう意味じゃさ。宮迫もそうだったじゃない。たまたま人間ドック行ったらみたいな。だからよかったよね」と胸をなで下ろす。

 実は、バナナマンの日村勇紀はがんの手術前に小木に会っている。

「楽屋にたまたま小木さんがいたから。で、一応行ったけど、気丈に振る舞うんだよね、小木さん。なんかね。本人は怖いのは怖いんだろうけど、ステージ1だっていうのが何よりだしね。『日村さん、気をつけて』って言われて、改めてそうだなって思った」とか。

 とんねるずの木梨憲武は、小木とメールでやりとりしており、一緒にハワイ行こうと誘っている。「ハワイ行くと全部治っちゃうんだよ。俺の帯状疱疹治った、突発性難聴治ったとかあるから」と理由を語る。

 ちなみに吉本興業では、大阪国際がんセンターの依頼で、笑いががん医療に及ぼす影響を調べる実験に協力、芸人を送り込んでいる。お笑いの舞台を継続的に見たがん患者は、免疫力向上や心身のストレス低下がみられたそうだ。芸人本人も笑いで病を吹っ飛ばしてほしい。

☆放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。PTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。