八代亜紀 渡哲也さん追悼「誰にも真似できない世界があった」

2020年08月18日 16時36分

八代亜紀

 演歌歌手の八代亜紀(69)が10日に肺炎で78歳で亡くなった渡哲也さんの追悼コメントを発表した。

 八代は「渡哲也さんがお亡くなりになってしまってから、ずっとショックが続いています。本当に優しくて、あんなに優しい方がどうして早く逝ってしまうのかなっていう気がすごくします」と無念さをにじませた。

 八代は渡さんと固い絆で結ばれていた石原裕次郎さん(享年52)と一緒に、13曲ものデュエット曲をリリース。裕次郎さんを通しての付き合いで、その誠実な人柄に触れてきたという。

 八代は「私は石原裕次郎さんと13曲デュエット作品があるものですから、裕次郎さんとの関わりの中で渡さんと親しくなりました。いつも裕次郎さんよりも2歩下がられたぐらいの位置で、『いらっしゃい』『どうもありがとうございます』って、多く語らずして素敵な笑顔で迎えて下さいました」と振り返った。

 印象に残っていることは、裕次郎さんが病気で入院した際、八代が病院にお見舞いに訪れた際のやり取りだという。

「ちょうど検査に入られた時で、裕次郎さんにお会いできなかったんです。その時に渡さんが対応してくださって、すごく恐縮されて裕次郎さんはこういう病気でと詳しく説明してくださって、今検査に入ったばっかりですみませんって丁寧に丁寧に謝ってくださって、私恐縮したぐらいなんですけども、そういう方なんです、渡さんって。大スターってこうなんだなって、本当にそう思いました。ああ、こういう素敵な人間にならなきゃって勉強になりました」

 歌手としての渡さんについても「誰にも真似できない『渡哲也の世界』があって素晴らしかったですね。本当に残念です」としのんだ。

 なお、24日に放送される自身の冠番組「八代亜紀 いい歌いい話」(毎週木曜夜8時、BSイレブン)では、「渡哲也さん特集」を放送。渡さんの名曲「みちづれ」「くちなしの花」などをカバー熱唱する。