国際政治学者の三浦瑠麗氏(39)が18日、コメンテーターを務める朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)に出演。「KAT-TUN」亀梨和也(34)と〝山P〟こと山下智久(35)の「未成年女性との飲酒問題」に関し、ジャニーズ事務所が下した処分について疑問を呈した。

 三浦氏は「人権をどこまで縛っていいのか。不当に長い期間休ませるのは厳しすぎる。コロナ禍に新しいガールフレンドと出会うのは禁止なんですか」と指摘した。

 問題の一件は「週刊文春」が伝えたもので、7月末、2人は都内のバーで飲み会に参加。この中に未成年女性が2人含まれていたという。さらに、山下はそのうち1人を〝お持ち帰り〟し、ホテルで8時間過ごしたことが明らかになっている。ジャニーズ事務所は山下を活動自粛とし、亀梨に厳重注意の処分を科した。

 山下と亀梨は何度も女性らの年齢を確認したが、2人は積極的に成人だと偽ったという。この部分に同情の余地はあるものの、同事務所はコロナ禍での自覚に欠けた軽率な行動であったことを問題視している。

 番組では、ジャニーズタレントが未成年女性絡みで起こした過去の事例を紹介。強制わいせつの疑いで書類送検され、無期限の謹慎処分(本人の意向を受け契約解除)を受けた元「TOKIO」山口達也氏(48)、未成年女性との飲酒が報道された「NEWS」小山慶一郎(36=活動自粛)、加藤シゲアキ(31=厳重注意)、ジャニーズJr.時代の未成年女性との飲酒が報道され、3か月の活動自粛が解けたばかりの「Snow Man」岩本照(27)の例が挙げられた。

 お盆を挟んで処分の発表が遅れたため、人気や事務所内の人間関係を考慮して処分を見送ったのではないかと噂されたが、厳しい倫理観を持つ滝沢秀明副社長(38)は、これまで通り筋を通し、毅然とした対応を取った。

 コロナ禍での軽率な行動が原因での処分という点では、山下と同じ元「NEWS」の手越祐也(32)が、6月19日に同事務所との契約解除に至っている。