芥川賞作家・又吉直樹 原作映画「僕の好きな女の子」公開初日舞台あいさつに登場

2020年08月14日 15時37分

左から玉田真也監督、渡辺大知、奈緒

 お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹(40)、俳優の渡辺大知(30)、女優の奈緒(25)が14日、東京・千代田区のよしもと有楽町シアターで行われた映画「僕の好きな女の子」(玉田真也監督)公開初日リモート舞台あいさつに登場した。

 同映画は又吉が2017年に「別冊カドカワ 総力特集『又吉直樹』」に書き下ろした恋愛エッセーが原作。この模様は新宿の映画館・シネマカリテの観客に向けて、同時生中継された。

 渡辺は「無事公開初日を迎えられてうれしく思っています。(リモートなので)こんなに距離感のつかめない舞台あいさつは初めてですね」と苦笑い。

 奈緒は「カジュアルな衣装と言われたんですが、直前になってテンションが上がって、赤を着てきました」と印象的な装いで登壇。その横で、渡辺は「草間彌生さん…?」と突っ込んだ。

 原作者の又吉は「取材とかで『好みのタイプは?』と聞かれた時に、正直あまりなくて。でも何かしら言わないとと思っていて。このエッセーの中で真剣に考えてみようと」と執筆の動機を明かす。

 映画については「原作は中年男が好きな女の子を妄想するというすごい気持ち悪いんですけど、映画はすごく良いものに仕上がっていました。玉田監督が(足りない部分を)補ってくれていました」と感謝の言葉を述べた。

「完璧なキャスティング」と出演者を絶賛する又吉に、奈緒は「ずっと又吉さんとお話ししていなかったので『これは僕の好きな女の子じゃない!』と言われたらどうしようと思っていました」と安どの表情を浮かべた。

 最後は渡辺が「思いを伝える時の言葉をあれこれ考える映画になっていると思います。自分なりの思いの伝え方を模索する、そんな映画になっていると。考えるきっかけになったら」と語った。