手越祐也(32)が珍しく意気消沈だ。

 5日に出版した初のフォトエッセイ「AVALANCHE~雪崩~」(双葉社)はAmazonの売れ筋ランキング(タレント本)で「限定カバー付き」版が1位、通常版が2位を独占。ノリにノッているかと思いきや、ハレーションの大きさに気落ちしている部分もあるようだ。

 手越は先日行った記者会見で過去にウワサになった女性芸能人を実名で記した経緯について「報道をただしたい。大勢で行ったのに2人で密会とか書かれた」と強調。あくまで真実を伝えたいための行為であり「暴露本ではない」とアピールしていた。

 だが、手越は10日にアップした自身のユーチューブチャンネルで「僕の意図しなかった流れ、そして僕が本当に心から大切にしていた人たちが嫌な思いだったり、傷つけてしまった」とコメント。続けて「逆にその方々にもご迷惑をさらにかけてしまうという形になってしまった。そこは心から申し訳ないと思っています」と神妙な面持ちで謝罪した。

 そこに〝スーパーポジティブ人間〟の面影はない。自省の念を込めてファンに向け「ただただ真っすぐ生きればいい、すべてをオープンにすればいいっていうわけじゃないっていうことをみんなのおかげで気付かされました」と語る場面もあった。

 気になるのは「さらに迷惑をかけた」という部分だ。関係者によれば「手越さんはアイドルとの密会疑惑を否定するために『2人きりではない』『ほかにも人がいた』という主旨のフォローをしていますが、結果的に当該アイドルのアクティブさが浮き彫りになってしまった。ネット上では『逆噴射フォローだ』とツッコミが相次いでいた」と話す。

 ゲッソリする手越にはファンから心配の声が殺到。正義感ゆえの行為だろうが、今回はいい教訓になったことだろう。