一体誰が…五山送り火ライトアップ騒動 いたずら犯=京大生が噂されるワケ

2020年08月11日 11時30分

こちらは〝本物〟の五山送り火

 いったい誰のしわざ? 京都のお盆の伝統行事「五山送り火」の「大文字」で知られる京都市左京区の如意ヶ嶽で8日深夜、何者かがライトアップし「大」の文字を浮かび上がらせていたことが分かった。

 府警川端署によると、8日午後11時ごろ、「大文字の明かりがついている」と通報があった。署員が目視で確認したところ、ライトのようなもので「大」の文字が浮かび上がっており、日付が変わるころには消えた。如意ヶ嶽は私有地となっているが、入山規制などはなく、悪質ないたずらとみられる。

 五山送り火は、お盆に迎えた先祖の霊を送り出す行事で、毎年8月16日の夜に「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の文字や形を、炎で浮かび上がらせる。今年は新型コロナウイルス感染拡大で規模を縮小し、文字や形を描かずに実施することが決まっている。

 府警は今後、捜査を続ける予定はないとしているが、悪質ないたずらに市民からは「先祖を送る大切な儀式を冒とくしている」「伝統文化をなんだと思っている。罰当たりな行為だ」などと怒りの声が上がっている。

 一方で、「手間もかかって人数もいるやろうから、また京大生ちゃうの?」という声もチラホラ。ネット上でも、迷惑系ユーチューバー説とともに、京大生によるしわざ説がささやかれている。

 ある京大OBは、疑惑の目が向けられたことについて「折田(彦市)先生の銅像への落書き、パロディー像の建立といったいたずらや、卒業式の仮装など、とにかく自由にやってますからね。数年前には交差点にこたつを置いて、鍋をやって逮捕なんて事件もあったし、そうしたイメージが付くのも仕方ないのかも」と話す。

 自由な学風ゆえに、「いたずら=京大生」という認識が持たれ、あらぬ疑惑の目が向けられているようだ。