起死回生へ!宮迫&RIZINで〝大みそか心中〟 9日大会観戦のホリエモンにもラブコール 

2020年08月11日 11時00分

9日大会の第1試合でリングアナを務めた宮迫。大みそかにも登場か(顔写真は榊原CEO)

 格闘技イベント「RIZIN」が、今年の大みそか決戦にまさかの大物投入を画策している。新型コロナウイルス禍で大会を休止していたが9、10日の横浜2連戦で半年ぶりに再開。消滅危機から復活の道を歩み始める中で、榊原信行CEO(56)はキーマンになんと、“闇営業問題”で吉本興業を退所し現在ユーチューバーとして活動する「雨上がり決死隊」の宮迫博之(50)を指名したのだ。RIZINの生き残りへ向けた“秘策”とは――。 

 RIZINは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月22日の浜松大会を最後に大会を行わなかったが9、10日の横浜大会で再開した。集客はコロナの影響もあり9日大会が2805人、10日が4410人と満員の5000人には届かなかったものの、榊原氏は「普段とは違う状況で、2日連続も初めてというのも考えれば及第点だと思う」と総括。活動継続のために援助を求めたクラウドファンディング(CF)は10日現在で目標の5000万円を超え、約7000万円に到達した。

 だが、これで状況が好転したとはいえず「状況的には半年止まっていた間の負担をヘッジ(相殺)しただけ。だから、まだまだ経済危機は続きます。とりあえず目の前のピンチは脱したという状況にすぎない」。イベント消滅という最悪の可能性についても「ゼロではないです。例えばまた緊急事態宣言が出て、外出禁止とか一切のイベントの自粛を要請されるようなことになれば…。続けたいですけどね」と首を振った。

 もちろん座して死を待つつもりはない。「大みそかはやりたいです。状況にフレキシブルに対応して、絶対にやるつもり」と代名詞ともいえる恒例の年末ビッグマッチ開催を目指す。必要なビッグネームや新戦力の準備も始めているようで「実はこの夏、(1年延期となった)東京五輪に出るはずだった選手も何人か観戦に来てくれました。これ以上は言えませんが…」と意味深なコメント。すでに参戦の交渉を始めている選手がいる可能性もある。
 選手以外の大物にも協力を仰ぐ。その1人が9日大会の第1試合でリングアナウンサーを務めて話題となった宮迫だ。

 榊原氏は「今回は彼のユーチューブチャンネルとのコラボ企画で実現したんですけど、非常に好評でしたし、声も素晴らしかったので継続できる方向で話していきたい。PRIDE(RIZINの前身)のころの村上ショージさんのように。第1試合のリングアナとしてイベントに勢いをつける役割として定着してくれたらいいと思います」と“レギュラー出演”を要望した。さらには「大みそかもぜひお願いしたいですよ。地上波復帰がRIZINの大みそかになったらすごいよね!」とテレビ復帰の舞台にも名乗りを上げた。

 宮迫は昨年の闇営業問題などにより、CMを除けば地上波放送に復帰できていない。PRIDE、RIZINの大みそか決戦はこれまでフジテレビ系で中継されてきたが、本当に実現するのか注目を集めそうだ。

 実業家の堀江貴文氏(47)には「SOS」を送る。実は、堀江氏は9日大会を生観戦した。きっかけはCFで「今回、CFのチームを通じて我々のやり方を評価してくれているとの話があった。それで『だったら機会があったら会場に来て、見てほしい』というのをお願いして応じてくれた」(榊原氏)。まだまだ経営危機が続くだけに「これから向き合って、突っ込んだ相談に乗ってもらえたらなと。アドバイスや客観的な意見、知恵を拝借できたらいいと思います」と“タッグ結成”を熱望する。

 五輪アスリート、宮迫、ホリエモン――。RIZINは厳しいウィズコロナ時代にあらゆる手段で生き残りを図る。