大河ドラマ「麒麟がくる」の門脇麦 日光プロモキャラ起用の裏に〝明智伝説〟

2020年08月06日 06時30分

門脇

 武将・明智光秀の生涯を描いた大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)で、ヒロインの駒役を演じる女優・門脇麦(27)が5日、栃木・東武日光駅で行われた「SL大樹『ふたら』初お披露目&新プロモーション発表会」(東武鉄道主催)に出席した。

 同社では地域活性化などを目的に、3年前からSLの運行を開始。新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月から運休していたが、7月4日に運転を再開し、日光・鬼怒川観光の目玉に据える。

 新プロモーションは「It's SLOW time」と銘打たれ、真ん中に「SL」の文字が入る。都会で働く20~30代をターゲットに、SLに乗って日光・鬼怒川エリアでゆったり過ごしてもらうという提案だ。

 この年齢層への訴求にピッタリとマッチするのが門脇というわけだが〝裏の理由〟もある。それが前出「麒麟――」にも関連してくる日光の〝明智伝説〟だ。

 実は当地には、日光東照宮の創建に尽力した天台宗の天海大僧正の〝正体〟が、主君の織田信長を「本能寺の変」で討った光秀だったとする伝説がある。ゆかりのある徳川家康を頼って姿を変え、類まれなる知恵を生かし〝懐刀〟として活躍したというのだ。天海が名付けたとされる明智平は、風光明媚な展望スポットとして名高い。あくまで伝説のため表立ってアピールすることはないが、同社では〝明智つながり〟で、今回の大河作品に出演する門脇を起用したというわけだ。

「麒麟――」は帰蝶役の沢尻エリカ(34)が昨年末に逮捕され、川口春奈(25)に変更。撮り直しで放送日が2週間延期された。さらにはコロナ禍で収録ができなくなり、一時放送を休止。おまけに当初開催予定だった東京五輪が延期されるなど、目まぐるしく状況が変わる中で、門脇はじめ俳優・スタッフらは逆境に負けず奮闘しており、30日から放送が再開される予定だという。

 天海は風水、陰陽道などを駆使し、江戸の町づくりに貢献したと言われる異能の人物。天海=光秀?の底知れぬパワーが、必ずや門脇に力を与えてくれるはずだ。