宝塚歌劇団出身の女優・小柳ルミ子(68)が5日、ブログを更新。前日に宝塚大劇場での花組公演「はいからさんが通る」の出演者とスタッフ、計4人が新型コロナウイルスに感染したことにOGとして心境をつづった。

 1970年に宝塚音楽学校を首席で卒業した小柳は「我が母校、宝塚でも陽性者が出てしまいました」と切り出し「劇団生3人、スタッフ1人。やっと再開して宝塚ファンも喜んだ矢先の中止となってしまいました。残念です。可哀想に」と後輩たちを気遣った。

 母校について「私は懸念していました。劇団生、スタッフ…あれだけの大所帯です」と、総勢400人の大所帯の高リスクを指摘。「相当、徹底した感染予防対策をし皆が1人1人が確かな知識のもと幕を上げるには、かなり慎重にやらなければ…」と今後の再開に向けて見解を示した。

 最後は「でも信じています!!皆、学んで来ましたよね。『団結心』を!!頑張って下さい。祈っています」とエールを送った。