教育評論家の〝尾木ママ〟こと尾木直樹氏(73=法大名誉教授)が4日、公式ブログを更新。世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスのワクチン開発が困難であるとの見方を示したことに「最悪です」と持論を述べた。
 
 尾木氏は「テドロス事務局長がコロナウイルスワクチンの開発が困難であること 今後数十年に渡り影響が続く旨の表明をしましたね 最悪です」とコメント。

「脅かしかと思いきや あの封じ込めに成功した唯一の独り勝ちモデル国で今 観光都市ダナンを中心に感染拡大が強力です 既に死者6人!! これまでの弱毒性コロナじゃなく 五種類あるコロナウイルスの中でも強毒性のウィルスが拡大し始めたと言われていますー」と、ベトナムでのコロナ感染拡大を心配した。

 そして「油断大敵 油断大敵 ニヒリズムも楽天的な現実主義も極めて尊大ではないでしょうか? 発信にも気を遣いますね まぁ、TV番組もよほど配慮が必要になりますね みなさんめげずに頑張りましょう!」と呼び掛けた。

 テドロス事務局長は、このところ会見で「コロナは100年に1度の衛生上の危機であり、影響は今後数十年に及ぶ」「有効なワクチンが多く発見されることを願うが、現時点で特効薬はない。今後も開発できないかもしれない」などと述べ、事態を楽観視することなく、検査と隔離を徹底することの重要性を主張している。