桂米団治 亡き父の創作落語に「独自性、アイデンティティーが詰まっている」

2020年08月03日 17時04分

天満天神繁昌亭で米朝五年祭への意気込みを語った桂米団治

 落語家・桂米団治(61)が3日、大阪市の天満天神繁昌亭で「米朝五年祭特別公演記念・直筆原稿パネル展」の取材会に登場した。

 繁昌亭では、上方四天王の一人で、2015年に亡くなった桂米朝さん(享年89)の死後5年を記念して、直弟子がトリを務める昼席公演「米朝ウィーク 桂米朝五年祭特別公演」(24~30日)を開催。30日まで米朝さんの創作落語「一文笛」の直筆原稿のパネルなどを展示する。

 米朝さんの長男の米団治は、一文笛について「米朝の高座姿をほうふつとさせるような落語。推理小説が好きだから作れたと思う。米朝の独自性、アイデンティティーが詰まっている」と話した。

 また、米朝一門は新型コロナウイルスの感染拡大で3月から延期されていた「桂米朝五年祭 米朝まつり」(19~21日=朝日生命ホール、30日=サンケイホールブリーゼ)を開催するが「この時期になぜというのは百も承知しているが、こういう時期だからこそ、落語だけではなく舞台全体の繁栄を取り戻す一つのきっかけになれば」と意気込んだ。