「ytv漫才新人賞決定戦」で結成10年目のビスケットブラザーズが優勝 

2020年08月02日 19時40分

「ytv漫才新人賞決定戦」で優勝したビスケットブラザーズのきん(左)と原田

 芸歴10年目までの若手芸人で争われる「漫才Loversスペシャル 第9回ytv漫才新人賞決定戦」決勝戦が2日、大阪市の読売テレビで行われ、お笑いコンビ「ビスケットブラザーズ」(きん=29、原田泰雅=28)が優勝した。

 当初、3月1日に行われる予定だった同大会は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期。さらにこの日、出場予定だった「マユリカ」が、仕事で一緒になった人物がPCR検査で陽性となったことから、大事をとって棄権した。

 そんななか、NSC33期生で〝キモさ〟を売りにしている2人は、ファーストラウンドで京都の女将ネタを披露。559点で1位突破すると、「ニッポンの社長」との一騎打ちとなった最終決戦ではキャバクラネタで563点を叩き出し、栄冠を勝ち取った。

 2年前に「霜降り明星」を輩出している大会を制し、きんは「10年目になるんですが、賞を何も取れなかった。初めて取れてめちゃくちゃうれしい。僕らが有名になったら喜んでくれる人もいる」と笑顔をみせた。
 一方、原田は「僕はネタをするのが楽しいので、正直、見てくれてる人の気持ちは考えてない」とポツリ。

 それでも「『お前ら、人気ないもんな』とか『お前ら、冷やかしやで』と言われてきて、賞をいただけると思ってなかったので光栄です。どっちも太っててイケメンではないけど、それでも人気はあるよっていうのを、下の気持ち悪い後輩たちの希望の光になれたらいいな」と語った。

 棄権したマユリカとは、ニッポンの社長とともにユニットを組んできた仲。それだけに原田は「ニッポンの社長と僕らはコントがメインなんですけど、マユリカは漫才がメイン。僕らの中ではマユリカが優勝やと思ってた。仲間なので気持ち的に難しかった」としんみり。きんも「出て一緒にやった上で勝ちたかった」と思いやった。

 今後の目標については「キングオブコントのリベンジをしたい」と、昨年6位に終わった同賞を挙げたが「コロナ期間中にコントをいっぱい作ったんですけど、気持ち悪い2人が仲良く触れ合うみたいなネタが多いだけに、ソーシャルディスタンスでゼロになった。作ってた意味がなかった。真っ白になりました」。

 チャンピオンの称号を得た2人が、本番までにどんなネタをつくり上げてくるのか目が離せない。