女優の杏(34)と俳優の東出昌大(32)が離婚したことを1日、双方の所属事務所を通じて文書で発表した。

 直筆の署名でつづられた文書で「私事で大変恐縮ですがこの度、私たち夫婦は離婚いたしましたことをここにご報告させていただきます」と報告。「今後は子どもたちの親として成長し、協力しあう関係を築いていきたいと思います。多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいましたがどうぞ温かく見守っていただけますと幸いです」と結んだ。3人の子供の親権は杏が持ち、慰謝料は発生しないとの情報もある。

 離婚で2人の仕事はどうなるのか?

 安泰なのは杏。離婚原因は1月の東出と若手女優・唐田えりか(22)の不倫問題で、杏に非はない。4月下旬には離婚の意志を固め、テレビ局や代理店幹部に「これからもお仕事頑張りますのでよろしくお願いします!」と〝営業〟をかけていたことは本紙既報通り。幹部たちは皆「大変だったね」「これからも期待している」とバックアップを約束していたという。

 一方の東出はどうかというと、意外にもこちらも離婚を歓迎する声が圧倒的だ。

 ドラマ関係者は「離婚協議が長引いて、このままズルズルいくより、きっぱり別れてくれた方が、オファーはかけやすい」と語る。

 すでに仕事面は回復基調だ。現在公開中の長澤まさみ主演の映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」に主要キャストで出演。さらに9月にイタリアで開催されるベネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品される黒沢清監督の「スパイの妻」が10月公開。11月にも映画「おらおらでひとりいぐも」と、出演作の公開が控えている。

 つまり今秋は期せずして〝東出祭り〟になりそうなのだ。

「俳優はむしろ、負のオーラが漂っているぐらいのほうが、スクリーンに映ると凄みが増すケースも多い。仲間たちも助けてくれるでしょうし、活躍の場は今後増えるでしょう」とは映画関係者。

 いずれは元妻との共演もあったりして…。