新アルバムが好調のテイラー・スウィフト 想定外のトラブルも〝スウィフト(迅速)〟な対応で局面打開

2020年07月31日 17時46分

テイラー・スウィフト(ロイター)

 米歌姫テイラー・スウィフト(30)が7月24日に予告なしで〝サプライズ〟リリースした最新アルバム「フォークロア」が初日だけで130万枚を売り上げ、ファンや音楽評論家から大絶賛される中、同アルバムの関連商品をめぐり「黒人女性のロゴを盗むのか?」と想定外のクレームが飛び出した。

 同アルバムのファーストシングル曲「カーディガン」にちなみ、テイラーは「ザ・フォークロア」のオリジナルロゴ入りカーディガンの発売を始めた。

 ところが、ニューヨークを拠点にするアフリカ出身ファッションデザイナーらの商品を販売する「ザ・フォークロア」というオンラインストアから待ったがかかった。

 同ストアを経営するアミラ・ラソールさんは24日、こうツイートした。

「ちょっと待ってよ、テイラー・スウィフト。〝フォークロア〟ていう名前を使うのもそうだけど、ザ・フォークロアっていう黒人女性のロゴも盗む気なの?」

 テイラーの商品であるカーディガンの胸の部分に使われたロゴについて、アミラさんは「The」の文字配置が自身のブランドのロゴと同じだと主張したのだ。

「黒人の命も大事だ」運動が活発する今、「黒人女性のロゴを盗むのか」と泥棒呼ばわりされては、世界トップクラスの白人女性歌手としては無視するわけにはいかない。

 テイラーはすぐに商品のロゴから「The」を削除。30日にはアミラさん宛てにツイートし、アミラさんのストアに寄付することを約束。また、ファッション業界で黒人の活躍を後押しするために近く発足する「黒人ファッション協議会」を経済支援することも伝えた。

 米CBSニュースによると、アミラさんは当初、弁護士と相談し、法的措置を取ることを検討した。だが、テイラー側がロゴの変更を含め「問題の商品が私の会社のブランドを傷つけたことを認めた」などと称賛。テイラーだけに〝スウィフトな(迅速な)〟対応で和解した。

 アミラさんは「彼女は女性クリエーターの権利を率先して守ろうとする人。彼女のチームが同じ考えで本当によかった」とツイートした。