石原慎太郎元都知事が「業病のALS」ツイートを謝罪「私の不明の至り」

2020年07月31日 17時22分

石原慎太郎元都知事

 石原慎太郎元都知事(87)が31日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者殺害事件を巡る自身のツイッターの書き込みで「不明の至り」と言葉の誤用があったと謝罪した。

 ALS患者の女性に薬物を投与し、嘱託殺人の疑いで、医師2人が逮捕された事件を受け、石原氏は27日に「業病のALSに侵され自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した二人の医師が薬を与え手助けした事で『殺害』容疑で起訴された。武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ。裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい」と書き込んでいた。

「業病」とは、前世の悪行の報いで起こる病気の意味があり、ネット上で「差別発言」「作家なのに言葉の意味が分からないのか」などと炎上していた。石原氏はこの日、「ALSを難病とせず業病と記したのは偏見によるものでは決してなく、作家ながら私の不明の至りで誤解を生じた方々に謝罪いたします」と詫びた。

 石原氏の失言は東日本大震災時の「天罰だと思う」や「女は閉経したら子どもを生む能力はない。そんな人間がきんさんの年まで生きてるのは地球にとって、悪しき弊害」など枚挙にいとまがないが、今回は素直に謝罪した格好だ。