仮面女子・猪狩ともか初の著書発売「いつだって、何度だって、新しい人生は始められる!」

2020年07月30日 20時58分

仮面女子・猪狩ともか「100%の前向き思考」アザーカット(写真・@nishimura)

 車椅子で活動する地下アイドル「仮面女子」の猪狩ともか(28=スチームガールズ)が初の著書「100%の前向き思考」(東洋経済新報社)を31日に発売する。

 猪狩は2018年4月、強風で倒れてきた看板の下敷きになり、脊髄を損傷。下半身まひで車椅子生活になったが、事故から約4か月後には秋葉原の常設劇場「仮面女子カフェ」で復帰を果たした。ライブへの出演回数は減ったが、バリアフリーを推進するための講演活動やパラスポーツへの普及に尽力するなどアイドル以外にも活動分野を広げ、東京都の「東京2020パラリンピックの成功とバリアフリー推進に向けた懇談会メンバーに選ばれ、「パラ応援大使」に任命されている。

 何度も挫折しながら、ようやく仮面女子メンバーに昇格した矢先の大ケガ、復帰を支えた家族やメンバー&スタッフ、ファンの言葉や、必死のリハビリを経て復帰した苦難の道のりを振り返る。

 第2部では「『事故に遭ってよかった』とは一生思えないけど、新しい道が、明るい場所でよかった」「いつだって、何度だって、新しい人生は始められる!」など〝折れない心〟をつくる「55の言葉」がつづられている。

 猪狩は初の著書出版に際し「事故に遭い、入院していたころから、いつかこの自分の体験を本にしたいと夢見ていたので、それが現実になるのだと思うと、なんだか感慨深いです」と感激の様子。「事故のことだけでなく、アイドルを始めるきっかけから、仮面女子の正規メンバーになるまでの日々のことも話の中心となっています。アイドルというとキラキラとした、皆さんを笑顔にする存在ですが、その裏での苦悩も書かせていただきました。今までのいろいろな経験の中で『前向きになれる言葉』と出合ってきました。私自身100%の前向き人間なわけではありません。今でもたくさんの言葉に背中を押してもらっています。本を読んでくださった皆さんが、少しでも前向きになることができたらうれしく思います」とコメントを寄せた。