「とくダネ!」3月終了へ コロナ〝第2波〟が小倉智昭の勇退を後押し?

2020年07月30日 11時00分

小倉智昭

 平日朝の老舗情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)が来年3月で、足かけ23年の長い歴史に幕を閉じそうだ。

 安藤優子らがMCの「直撃LIVE グッディ!」を9月いっぱいで終了させるなど制作費削減を推し進めるフジにとって、1999年からメインMCを務めている小倉智昭(73)のギャラは少ない額ではない。番組の元スタッフによれば「小倉さんのギャラは昔から1日1本(100万円)ほどと聞いていた。今もそれ前後では」とのこと。1年で平日はおよそ260日だから、単純計算でも年収約2億6000万円。この金額はやはり大きい。

 だが「とくダネ!」は、ワイドショーを情報番組に進化させた草分け的存在で「フジ最大のヒット番組」という声も。小倉はその功労者だ。引退話は毎年のようにささやかれていたが、局内では「本人が言い出さない限り辞めるなどあり得ない」というムードだった。

 そんな中、今年初めに持ち上がったのが「東京五輪のキャスターを最後の花道に『とくダネ!』から降りる」というプラン。ところがコロナ禍で五輪は開催延期となり、小倉の勇退はパァに…というのは先月初め本紙が報じた。そこへきて今度は、「とくダネ!」自体が来年3月で終わるという話。その背景には、コロナ感染者が再び増加中という昨今の世情もありそうだ。現番組スタッフが声を潜める。

「小倉さんがちょっと咳払いするだけでスタッフがみんな振り返るくらい、スタジオはすごい緊張感。ここ1年で長年いたディレクターたちが辞めたりしてスタッフの若返りが進んでる現場だし、外部の制作会社スタッフの出入りも多いから、顔なじみ以外は小倉さんに近づくなという指令が出ている」

 小倉は緊急事態宣言中の4月上旬から5月下旬まで、「とくダネ!」に自宅からリモート出演していた。感染者が再び増えている現状から、またリモート出演に戻ってもおかしくない。それほど今の番組制作現場は先行き不透明なのだ。コロナ“第2波”の到来が小倉勇退を後押ししたという見方もできる。