聖域崩壊! 上沼恵美子降板で〝えみちゃんねる枠〟に異変 後継の坂上忍番組は短命濃厚で…

2020年07月29日 12時36分

上沼恵美子

「関西の女帝」といわれるタレント・上沼恵美子(65)が25年にわたって司会を務めた関西ローカルのトーク番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)が、24日の放送を最後に突如打ち切りになった騒動の余波が広がっている。後継番組はフジテレビ系で全国ネット放送されている坂上忍(53)司会の「坂上どうぶつ王国」に決まったが、同番組が大阪ウケするかは不透明で〝短命〟に終わる可能性も…。業界では早くも次の後番組をめぐって激戦が繰り広げられているという。

 1995年7月にスタートした「快傑えみちゃんねる」は2009年3月までは月曜午後7時、同年4月から金曜午後7時からの1時間番組として放送されてきた。ゴールデン帯は全国ネットで放送される番組がほとんどだが、「えみちゃんねる」は異例の関西ローカルで、しかも常に高視聴率を維持してきた。

 それが今月21日、カンテレが突然番組の打ち切りを発表し、3日後の24日が最後の放送となった。25年という長きにわたった番組にもかかわらず、最後の放送もいつもと変わらぬ〝通常運転〟で終了した。

「何かあったの?」と勘繰りたくなるのもムリはない。テレビ業界は通常、4月と10月が改編時期で、7月の途中で番組が打ち切りになることは異例中の異例だからだ。

 そうした中、カンテレは「えみちゃんねる」の後継番組として、系列キー局であるフジテレビで放送中の「坂上どうぶつ王国」を31日から放送することを決めた。

「急に打ち切りになったわけだから、新しい番組を準備する時間は全くない。とりあえず全国ネットでやっている『どうぶつ王国』を放送するだけ。というか、ほかに打つ手がない」(芸能プロ関係者)

 上沼の降板をめぐっては「キングコング」梶原雄太に対する上沼の〝パワハラ疑惑〟が影響したと言われているが、後継番組「どうぶつ王国」の坂上忍にも一部週刊誌で同様の疑惑が報じられている。

「坂上さんが司会を務める平日昼の情報番組『バイキング』(フジ)で、スタッフに対する態度があまりにも厳しく、体調を崩すスタッフもいると伝えられたのです。坂上さん本人は否定していますが、すっかり〝パワハラ〟のイメージがついてしまったのはいただけない。業界では上沼→坂上シフトで『パワハラ数珠つなぎではないか』とやゆされていますよ」とはテレビ関係者。

 ただ、カンテレが今後も「どうぶつ王国」を放送し続けるかどうかは不透明だ。好視聴率を記録してきた「えみちゃんねる」は、いわば「MADE IN 大阪」の番組。最後となった24日放送は関西地区で平均視聴率15・1%をマークした。これは上沼の毒舌トークが関西人にウケてきたことにほかならない。

「正直、あとを受けた坂上さんの『どうぶつ王国』では荷が重い。ノリが全く違いますからね。カンテレもそのことはわかっているでしょう」(同)

 となると、「どうぶつ王国」は〝短命〟で終わる可能性が高い。早ければ10月の改編期を待たずに、新番組が始まりそうだという。

 そこに参戦するのが、天下の吉本興業。これまでは吉本も上沼には敬意を払い、〝不可侵条約〟を結んできた。2年前の「M‐1グランプリ2018」放送後、吉本所属の「とろサーモン」久保田かずのぶと「スーパーマラドーナ」武智が上沼に暴言を吐いた騒動では、吉本のトップである「ダウンタウン」松本人志が上沼のもとを訪れ〝謝罪〟したとされる。

「これまでは、いくらなんでも上沼さんの枠を取りにいくわけにはいかなかった。共存共栄。『えみちゃんねる』には吉本所属の大平サブローさんもレギュラーで出ていましたしね。でも、打ち切りになったのだから、もう遠慮することはない」(お笑い関係者)

〝聖域〟が崩壊したいま、「えみちゃんねる」が放送されていた金曜午後7時枠をめぐって激戦が繰り広げられているという。果たして勝者は――。