いつまで続く 須藤元気氏の離党問題は立国合流協議で先送り

2020年07月29日 06時15分

須藤元気氏

 元格闘家の須藤元気参院議員(42)が、立憲民主党に離党届を出した問題は、早期に解決のメドが立たない状況で、先送りされている。

 立民の枝野幸男代表(56)は28日、国民民主党の玉木雄一郎代表(51)と都内のホテルで、連合の神津里季生会長(64)を交えて会談した。両党の合流を巡っては、立民が「両党を解党して新党『立憲民主党』結成」とした合流プランを国民サイドに示していた。

 しかし、両党の協議は、この日も党名を巡って足踏み状態で終了した。玉木氏は立民に「投票など民主的な手続きで決めたい」と要求したのに対し、党名を残したい立民は「多数決はしこりが残る」と反対している。

 立民の福山哲郎幹事長(58)は「『民主的な手続き』の知恵は、まだ具体的なものが出ていません。(幹事長との間で)知恵を絞っていきたい」と話した。

 合流協議の行方を真剣なまなざしで見守るのが、先の東京都知事選で党の方針に反旗を翻し、れいわ新選組の山本太郎代表(45)を応援した須藤氏だとみられている。

 枝野氏は須藤氏が都知事選で山本氏を支援したことを知り「党議に反する」と激怒。しかし、福山氏は「須藤氏の離党届は受け取っていない。本人の意向を確認した上で協議する」と話すにとどめており、現在も処分を決められずにいる。

 そこに国民との合流協議が加わり、須藤氏の離党届はいつ了承され、処分が下されるかが、まったく分からない、中ぶらりん状態という。

 立民関係者は「須藤氏の処分等につきましては、国民との合流協議が解決した後になるでしょうね。来月中旬ぐらいか? 分かりません。須藤氏自身は、スッキリさせたいのかもしれませんが…」と話している。