NHK21年度後期連続テレビ小説発表 朝ドラ史上初の3人ヒロイン

2020年07月28日 15時58分

 NHK大阪放送局は28日、2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の制作を発表した。

 同作は朝ドラ史上初となる3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリー。

 戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった祖母・安子。親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るい。時代劇の世界に憧れながら、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所をみつけていった娘・ひなた。この3人が、ラジオで英語を聴き続けることで、それぞれの夢への扉を開いていく。

 07年後期の連続テレビ小説「ちりとてちん」を手がけた藤本有紀氏によるオリジナル作品。昭和、平成、令和の時代に、京都、岡山、大阪を舞台にラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。8月から出演者オーディションを実施し、ヒロインのうち、少なくとも一人はオーディションで選出するという。

 藤本氏は「いつか二度目の連続テレビ小説を書かせていただく機会に恵まれたなら、きっと書こうとあたためていた題材があります。それが『NHKのラジオ英語講座』です。1925年に日本でラジオ放送が開始されたその年に、英語講座は始まりました。その歴史をひも解いていくことは、そこに百年の物語を見つけ出し、紡ぎ上げることと同義です。とても自然な成り行きで三世代のヒロインが誕生しました。小さな積み重ねが、やがてダイナミックな展開をもたらすのは、英語学習も連続テレビ小説も同じです。毎日15分だけ、おつき合いいただけましたら幸いです」とコメントを寄せた。