タレントのクリス松村が27日、著名人の相次ぐ訃報を悼んだ。

 クリスはブログで「今朝から訃報が相次ぎ哀しいです」とし、21日に亡くなっていたことが分かった歌手、弘田三枝子さん(享年73)について「オリコンのない時代、十代で60年代、カヴァーポップスを歌って大ヒット、実力派アイドルとも言えると思います。60年代終わりからは、本領を発揮し実力派歌手へと脱皮、オリコンが出来た翌年に『人形の家』でNO.1ヒット、ライヴ、ジャズ・・・主題歌、コマーシャルソングなどでもその力をいかんなく発揮されていました」と強い思い入れを吐露した。

 また同じく、21日に亡くなっていたことがわかった世界的ファッションデザイナーの山本寛斎さん(享年76)についても追悼した。

 寛斎さんのデザインの洋服は学生時代から愛用していたといい「最近もテレビ出演の際は、着ていましたが、シャープでビビッドで、他にない斬新なデザインは最高でした!」と改めてその才能に感嘆したという。

 また3年前に寛斎さんに会ったことがあり「大フォンだということを伝えたら、喜んでくださって、ツーショットを撮れて嬉しかったです」と思い出をつづった。

 ブログにはラジオ関東(ラジオ日本)「全米TOP 40」で働いていた時に当時あった「KANSAI SPORTS」の服を着たクリスの写真を掲載。

 その上で「寛斎さんの服が似合う人になりたかった…というのが当時の私の思いでした。素晴らしい方々が天国に召されて残念です。慎んで哀悼の意を表します」と結んだ。