タレントの上沼恵美子(65)が27日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。先日、突然の番組終了となった関西テレビ「快傑えみちゃんねる」について語った。

 番組冒頭、「ご心配、腹立ちもあると思います」と切り出した上沼は「正直言っていい? 私は何が起こってるか知らなかった。ネットとかも見てないし。マスコミの方が家の前に来て、話を聞いて驚きました」と、番組終了が騒動になっていることについて言及した。

 えみちゃんねるについては「私のライフワークでした」と何度も強調。終了の原因については「私と関西テレビがケンカしてる。これは違うわ。私、関西テレビさんには足向けて眠れない。まず、うちの主人も関西テレビにお世話になっていた」とした上で、コロナ禍でゲストや観客がいなくなり、夫からも「普通の番組になってる」と言われ、ショックだったと打ち明けた。

 関西テレビからは9月での打ち切りも打診されたというが、「私も士気が上がらないと続けられないし、9月まで続けるのはきついと思った。7月から始まった番組なので、7月いっぱいでと言わせていただいた。(カンテレからも)『いいですよ』と言っていただいた」と円満終了だと語った。

 25年、1056回も続いた長寿番組とあって、「ライフワークだったので、好きな番組でしたよ。好きな番組ってしんどい番組でもある。体調と番組の出来が比例してましたんで大変でした。寂しいし、骨を抜かれた状況です。達成感と疲労感、悲しみ、いい思い出がいっぱいあった。いろいろ番組やってまいりましたが、『えみちゃんねる』は一番の宝でした」と振り返りつつ、ファンに対して「いいときに幕を下ろせた。視聴者の皆さま、ありがとうございました」と感謝した。