ミュージシャンの「T.M.Revolution」西川貴教(49)が25日、当面はSNSでの発信を減らすことを、自身のツイッターで報告した。

「SNSやネットを開くと、どうしても胸が締め付けられるニュースや記事を目にしてしまうので、少しだけ更新を控えさせて頂いています。来週中頃には皆様にも心が『パッ』と明るくなるような楽しい話題をお届け出来ると思いますのでご期待下さい」(原文のまま)
 
 西川は俳優の三浦春馬さん(享年30)が亡くなった18日には、共演の未公開映画があることを投稿していた。

「コロナ禍で、主催のイベント『イナズマロックフェス』がオンラインになったり、自身のバンド『abingdon boys school JAPAN TOUR 2020』が春から年末に延期に。プロダクション社長、プロデューサーでもある西川はストレスが溜まる中、真摯にSNSに取り組んできましたから、休んだ方がいいでしょう」と音楽制作会社ディレクターは語る。

 先月には、西川の故郷である滋賀県発祥の交通安全啓発看板・通称「飛び出し坊や」の〝西川貴教バージョン〟がツイッターで話題となり、本人自らが公認するなど、しっかりSNSでユーザーと対話する希少なアーティストだ。

「西川自身が有名人として発信したことが、家族に降りかかる煩わしさも気の毒でした。介護しているお父さんの通院先、妹さんの勤務先など、様々なところへの影響も配慮する家族思い。疲労感はハンパないかもしれません」(西川を知る音楽関係者)。

 ただでさえコロナ禍で重苦しい世相が続いているだけに、西川のとった判断は賢明と言えそうだ。