亡くなった俳優・三浦春馬さん(享年30)について、一部で報じられた発見時の経緯が誤っていることが分かった。

 18日に都内の自宅で、首をつった状態の三浦さんが発見された際、本人が仕事現場に来ないのを不審に思ったマネジャーが、自宅を訪問したとされたが、事実は異なるという。

「現場待ち合わせではありません。その日、ドラマの撮影のため、マネジャーが三浦さんの自宅を普段通り迎えに行ったのです。通常、待ち合わせ時刻をあらかじめ伝えておくか、到着の30分前に連絡する。そして、その時間に本人がマンションから降りてくるのですが、降りてこないから『寝坊しているのかな』と思って確認しにいったら、発見したというのが真相。寝ていたら起こさなければいけないので、マネジャーはスペアキーを持っていました」

 そう明かすのは三浦さんの知人だ。所属事務所「アミューズ」にとって三浦さんは〝Aクラス〟のアーティスト。遅刻など不測の事態を防ぐため、専用車が用意されており、単独で仕事現場に行くことは絶対にありえないという。

「マネジャーが早めに行って、支度を手伝うこともよくありますからね。その日は連絡してもレスがなく、部屋に向かったそうです。三浦さんに限らず、スペアキーを持っているマネジャーは多いです」(同)

 同事務所は20日、公式サイトで密葬を済ませたことを報告したが、後日、新型コロナウイルスの感染予防に配慮したうえでお別れできる機会を設ける予定だという。

 テレビ関係者は「密葬が執り行われたのは20日です。都内の斎場で事務所の幹部と、ご親族のみの参列となりました。お別れの会は現在、調整中。コロナ禍にあるし、マスコミ非公開になるとみられます」と話している。