俳優・三浦春馬さん(享年30)の訃報を受け、三浦さんが中学3年生ごろまで過ごした茨城県土浦市の実家周辺では、近隣住民に衝撃が広がっている。

 三浦さんの実家には人けがなく、駐車場に車はなかった。実家の隣に住む女性は「春馬さんが小学5年生の時に引っ越してきた。再婚したのか、義理の父親のお姉さんが建てた家に住むようになって。春馬さんが20歳くらいの時、お正月にお会いしたのが最後でした。芸能人っぽい感じもなく、すごくいい感じでした。小学生の時は、その辺でよくボール遊びをしていましたよ」と話した。

 また地元の小学校の同級生には、キックボクサー・江幡塁(29)がおり、親交が深かった。

 昨年の大みそかに開催された格闘技イベント「RIZIN.20」の那須川天心戦で、一緒に入場していた。

 三浦さんの小学生時代を知る人は「江幡さんが東京に行って、春馬も東京に行ったんじゃないかな。春馬のお母さんは本当に物静かな人。(春馬さんが)一人っ子で兄弟もいないし、おとなしいので、地元のタレント養成所に通わせたそうです。ステージママという感じではないですね」と語った。

 また、近所で理髪店を営む男性は「春馬くんが小さいころ、髪を切ってあげた。一人でお店に来ていた。(春馬さんが仕事で忙しくなって近所で見かけなくなったころから)いつの間にか家族も近所で見なくなった。家を引き払ったという話もあります」と明かした。