泉谷しげるがオンラインで大放言 〝GoTo〟事業は東スポに任せちゃえよ!

2020年07月17日 16時45分

泉谷しげる

 歌手で俳優の泉谷しげる(72)が本紙の独占オンライン取材に応じ、以前報じられた引退撤回の真相や、物議をかもしている政府の「Go To トラベルキャンペーン」について〝泉谷節〟をさく裂させた。

 2016年に発生した熊本地震の被災地を支援しようと泉谷が発起人となって始まった「阿蘇ロックフェス」が今年、新型コロナウイルスの影響で中止された。泉谷は今回の出演をもって、同フェスの引退を予定していたが、その後に撤回している。泉谷はその真相について「オレはコロナに辞めさせられるのが嫌なんだよ。いま熊本は豪雨災害に見舞われているだろう。コロナが終息して熊本が復興するまでは引退できねえ」と、現役続行を明言した。

 そのコロナはこのところ、連日感染者数が激増しており、再び猛威を振るっている。新宿の小劇場で行われた舞台「THE★JINRO イケメン人狼アイドルは誰だ!!」では、16日時点で約80人が感染。濃厚接触者は850人に上る大規模クラスターとなった。

 背景にはずさんな管理が指摘されているが、「出演者が客席に降りて観客にハグしていた」「ホストクラブまがいの舞台だった」との報道を主催者側が否定するなど、真偽不明の情報が乱れ飛んでいる感がある。泉谷は「あることないこと書かれている気がするな。この時期に出演者が気を付けないわけはないし、劇場は一生懸命対策していたはず。デマが入っているんじゃないか?」と擁護した。

 時代は〝ウィズコロナ〟になり、サッカーのJリーグやプロ野球は有観客試合を開催し始めた。また、音楽業界では歌手・倖田來未(37)が、9月から全国4都市を回るアリーナツアーを行うことを発表している。泉谷はこうした流れを歓迎。「成功してほしいよね。あれだけの体力を持っている人たちだもん。やらなきゃつらいよね。そりゃ〝バクハツ〟させたいでしょう。倖田さんも歌いたいよね」と温かい目で見守っている。

 一方、自身は6月に「コロナのばかやろー!」と題した無観客ライブを行ったばかり。8月にも自身とゆかりのあるライブスペースを支援するための無観客ライブを開催予定だ。泉谷は「客がいようがいまいが、バクハツするのが自分のやり方。そりゃ客はいたほうがいいが、どんな時でもフルでいくし、満足感は変わらない」と述べたうえで「オレはツバを飛ばすから有観客は無理。とりあえず今後1年はな」と笑い飛ばした。

 コロナ関連では、政府が今月22日から実施予定の「Go To トラベルキャンペーン」をめぐり、議論が巻き起こっている。社会問題に関心が高い泉谷は「成功してほしい」と前置きしながらも「だが今じゃない。やめとけよ。東京都民は来るなって感じじゃない? 行ったらにらみ合いになっちゃうよ。このキャンペーンは政府がやることないんだよ。民間、そうだ、いっそのこと東スポに任せちゃえよ」と大胆に提案した。

 この日、泉谷はケーブル放送J:COMの地域活性化バラエティー「SOSに応えよう! ご当地ショッピング」(25日午後9時半放送)の収録に臨んだ。ライブハウス経営者、レコード店経営者、YouTubeで活躍するキッズミュージシャンとオンライン座談会を行い、コロナ禍のビジネス展開について知恵を出し合った。

 泉谷は「オレたちの世代はスマホなんてなかった。情報がないから、自粛なんてできない。あの頃にコロナが起きていれば、大暴れしていたところだったよ。その点、今の人たちは器用にテクノロジーを使いこなして、冷静を保っている。すごいよ」と感心しきり。

 ただ、多くのミュージシャンが無料で演奏の映像や動画を配信する傾向が強まったことには「本来、対価を得ていたもの。それに無料だと演奏する側にどうしても甘えが出る。対価を得るために技術を磨いていくことが大切」とくぎを刺した。番組はアプリ「ど・ろーかる」でも配信される。