鳩山由紀夫元首相(73)が9日、自身のツイッターを更新。7日に政府が決定した次期財務事務次官の人事について怒りを露わにした。

 財務省事務方のトップに就任予定なのが森友問題で理財局長として国会答弁を行っていた太田充主計局長(60)だ。

 鳩山氏は父で大蔵官僚の威一郎氏から弟の邦夫元総務相(71)に向けて語っていた昔話を引き合いに出し「政治家はバカがやるものだと言った。だから役人が国を正しい方向に導くのだと信じていた」とした上で「この度財務事務次官になる方は、森友で時の総理のために平気で嘘をついて国民を騙した方だ」と批判した。

 最後は「自分の立身出世のためなら平気で嘘をつく。役人のトップが矜恃のかけらもない」と吐き捨てた。