仮面女子候補生、ぱー研!の中元ひより(21)が7日、自身のブログを更新。7月26日(1、2部公演)をもって卒業すると発表した。

 新形コロナウイルス感染拡大の影響を受け、3月から臨時休業していた劇場公演を1日に再開したばかり。それから1週間足らずでの急な発表だ。中元は「約2年間、活動をしていく中でやりたい事や今後の方向性が自分の中で明確になってきて『アイドルになりたい!』しかなかった夢も新しく見つけることが出来ました。そして未来への一歩を踏み出すために卒業を決めました」と進路変更の経緯を説明した。

 中元は2018年、別プロジェクト「スリジエ」のドリームプロジェクトのDJ嬢としてアイドル活動をスタート。同年9月に仮面女子を目指しアリスプロジェクトへの移籍を発表した。同11月に研究生(スライムガールズ)としてステージデビュー。その後、候補生、ぱー研!として仮面女子・アーマーガールズ昇格を目標にしてきた。

 アイドル生活の2年間を振り返り、応援してくれたファンや支えてくれたメンバー、スタッフに感謝。「幼い頃からの夢だったアイドルになれた事、色んな景色が見られた事、やりたかった事、憧れていた事が叶えられた事、この2年間の毎日全てが私にとって宝物です」「全力で夢だったアイドルが出来て本当に幸せでした」とつづった。自身のツイッターでは、他事務所への移籍、ユーチューブなどでの配信活動は行わず芸能界から引退するとしている。

 卒業ライブに向け「最後のアイドルの姿を見に来て貰いたいです。ご都合合えば最後に会いに来てください。1人でも多くの方にありがとうを伝えたいです」と呼びかけた。