元ZIGGYのドラマー・大山正篤が、56歳にしてオーディオドラマ(ボイスドラマ)「シンフォニー王国物語」で声優デビューする。12月上旬にリリース予定。

 声の収録は一軒家の広いスタジオで1人ずつ行われるため、3密対策も万全のようだ。

 大山は「こんなに長期間ライブをしない、飲みにも行かないのは初めてで、戸惑うばかりだったね。休養にあてるとか、この状態でしかできない事をやるとか、ポジティブに考えようとしてもやはり無理。自分の中でいかにライブ活動が大きいものだったのか、再確認させられるばかり。そんな中でいただいた声優のお話は、非常に良い経験になったね。今後も面白そうなことにはどんどんチャレンジしてみたいね」と語った。

 大山が8月29日に東京・下北沢のライブハウスで本格再始動するユニット「Shammon」のボーカリストの有待雅彦も出演する。有待は、織田裕二、江口洋介の映画デビュー作「湘南爆走族」にマコさん(杉本彩)率いる初代湘爆の一員で出演するなど、俳優歴もある。

「シンフォニー王国物語」は、「プリキュア」シリーズ主題歌などで知られる池田彩が、ソロ活動10周年を記念して設立したレーベル「SEYANEN RECORDS」の第1弾プロジェクトだ。