ミス東スポ2020特別賞の枢木(くるるぎ)むつ(26)が、元日本テレビアナウンサーの脊山麻理子と舞台共演でコロナ禍に勝つ。

 注目の舞台は脊山の初主演舞台「忍びよる偲びの夜」(東京・新宿シアターブラッツ、16~26日)。クズ男と呼ばれた父の通夜に現れた愛人と家族を描くハートフルコメディー音楽劇だ。

 脊山は複数登場する愛人の筆頭で、自慢のセクシーボディーを洋装の喪服で包み熱演。クズ男の1男3女の末娘を演じる枢木は「脊山さんは初舞台とは思えない独特の存在感。グラビアで見る通りおっとりされてて、そばにいる私も癒やされます。私が演じる3女もおっとり、やさしい性格ですが、脊山さんに負けないようにがんばります」。

 コロナ禍での舞台公演だけに、感染対策も徹底している。「透明のマウスシールドを着けて稽古してますが、本番もお客さんに飛沫が飛ぶのを防止するため、着けたままになりそうです。セリフが言いづらかったり、お茶を飲むシーンで飲めなかったり、人生でも印象に残る作品になりそうです」と枢木。2人の奮闘が楽しみだ。