山本太郎氏の野党内孤立は加速 都知事選3位惨敗で次の衆院選出馬を明言

2020年07月06日 11時00分

山本太郎氏

 れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)が、都知事選で応援を受けた馬淵澄夫衆院議員(59)や元格闘家の須藤元気参院議員(42)に対し、大惨敗したことを謝罪した。

 山本氏と馬淵氏は、消費税の減税を実現させる「消費税減税研究会」でともに活動する仲で、須藤氏とは同会で知り合ったという。

 都内の開票センターで5日に行われた会見で山本氏は、本紙の「馬淵、須藤両氏とは今後も連携を深めるか」という直撃に「まず都知事選で結果を出せず、(馬淵、須藤両氏に)本当に申し訳なかった。両氏とは新型コロナの影響で生活に困る人が増える中、積極財政で意見は一致していました」と語った。

 山本氏は4年後の都知事選に再びチャレンジする意思はなく、次の衆院選に向けて準備を加速していくと明言した。

「都知事選ではここで名前を出せませんが、水面下で応援してくれた(政治家などの)方々が大勢いました。しかし、(次期衆院選でれいわに)この指に止まれとはいかないとは思いますが…」

 山本氏は次の衆院選での野党共闘の実現に、各党に対して消費税5%への引き下げという条件を出した。しかし、須藤氏が山本氏の選挙応援したことを「党議違反」とした立憲民主党(枝野幸男代表)は、山本氏に冷たい視線を送っている。

 その理由は、れいわが都知事選で選挙資金を1億2970万円しか集められなかった“台所事情”があったからだという。

 ある立民議員は「都知事選で必要とした3億円の選挙資金が集められなかったのは本当に痛い。水面下で応援した立民議員やその関係者は、小池氏はもちろん、2位の宇都宮健児氏にも負けた山本氏の人気とやらをシビアに見始めています。彼は野党の中で孤立するだろう」と話している。

 それでも山本氏は衆院選で100人規模の候補者擁立を目指すというが、実現できるか。