外国人タレント、ボビー・オロゴンが日本人妻への暴行事件で5月に逮捕され、2日後に釈放されたが、この一件でバレたのが年齢詐称だ。

 所属事務所のプロフィルでは「1973年4月8日生まれ(47歳)」だったが、警察発表では54歳とされた。

 同郷のナイジェリア人男性によれば「アフリカではみんな、生年月日なんか適当。パスポートとか公的なものも自称年齢で作れる」という。

 とはいえ7歳のサバ読みはさすがにやりすぎだろう。

 ボビーの出自についてはもう1つ、とある〝怪談〟が話題だ。

 昨年3月にコカイン使用で逮捕されたピエール瀧、同6月に闇営業問題で芸能界を去った元芸人・入江慎也、同11月に合成麻薬所持で逮捕され、女優を引退した沢尻エリカ、そしてボビーは、年は違えど4人とも4月8日生まれなのだ。

 この不気味な一致は、沢尻が逮捕されたころから語られはじめた。フジテレビの夕方のニュースは、ピエールが昨年の「いだてん」、沢尻が今年の「麒麟がくる」と、NHK大河ドラマを薬物事件で降板したという共通点以外に、誕生日が同じだとパネルまで使って紹介。

 メーンキャスターの加藤綾子アナウンサーが「やめてください。4月8日生まれの人に失礼ですよ!」と声を荒らげ、話題に火をつけた。

 また、昨年末のクリスマス生特番「明石家サンタ」(フジ系)では、女性視聴者が「不幸エピソード」として「自分はピエール、沢尻と同じ誕生日」とスタジオに生電話。さんまは2人の誕生日が同じということに驚いて鐘を鳴らし、アシスタントの中野美奈子アナが「すごい! 合格です」と伝え、女性はプレゼントをゲットした。

 芸能界にはほかにも4月8日生まれが多くいる。何らかのスキャンダルで〝都市伝説〟が強まらねばいいが…。